歴史散歩道[第1弾]

江戸深川情緒の研究

■著者 深川区史編纂会 (監修・西村眞次、専任編纂・和田清馬)

江戸下町研究の必読書!
本書は大正15年(1925)『深川区史』の下巻「江戸深川情調の研究」として刊行されたもので、深川独特の庶民生活が豊富な浮世絵、錦絵などとともに精細につづられ、今は姿を消した水郷風景、屋根船、猪牙(ちょき)舟、岡場所や料理茶屋、辰巳芸者など、入手しがたい貴重な資料で埋まる。江戸前、狭斜、イナセ、キャン、イキ(粋)など、江戸生活の実態を知る必読の書!(昭和46年復刻版の本書「帯」より)

写真・図版85枚/総頁502ページ/箱入り/本体8,700円(消費税別)



『江戸深川情緒の研究』原本
表紙をクリックすると、
原本の序言が見られます

深川区史深川区史


復刻の足跡

この1冊の本に導かれて「自分の足で、ともかく永代橋を渡ってみよう」と思い立ち、その足跡を下記のような章建てで綴った。ぜひご覧いただければと思う。

プロローグ 隅田川・永代橋へ

LinkIcon隅田川・永代橋へ
LinkIcon東京メトロ東西線「茅場町」からスタート
LinkIcon忍者のように新しい世界へ

  LinkIcon西村教授が「プロローグ」で伝えたかったこと

第1章 80年前の新旧永代橋
LinkIcon西村教授の見た「永代橋界隈」復元のいとぐち
LinkIcon驚きの「記録写真」たち─80年前の新旧永代橋
LinkIcon望郷の想いが摺りこまれた町名と最初の運河

  LinkIcon「深川情調」か、「深川情緒」か

第2章 旧深川猟師町の光と影
LinkIcon[西村ゼミ要約(1)]深川猟師町の起源は「佃島」にあり
LinkIcon永代二丁目交差点、幻の「夕河岸」の痕跡を追う

第3章 深川八幡宮と永代寺
LinkIcon[西村ゼミ要約(2)]門前町・深川の姿かたちを描く
LinkIcon念願の「門前仲町」に立つ
「深川不動堂」から「富岡八幡宮」へ(執筆中)


「復刻の足跡」筆者プロフィール
正岡 貞雄 (まさおか・さだお)
1936年、北九州市八幡東区生まれ。1959(昭和34)年、講談社「週刊現代」配属。創刊メンバーの一人。1974年、先ごろ休刊した月刊総合誌「現代」5代目編集長に。1977年、新メディア開発の特命を受け「ベストカー」創刊、その後、ビデオマガジン「ベストモータリング」を立ち上げ、2002年に退社後は「ウォーキングマガジン」に「義経伝説を追って、北へ」「ルーツ風早紀行」などの執筆活動を楽しんでいる。

永代橋と水上遊覧バス「ヒミコ」永代橋と水上遊覧バス「ヒミコ」
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  (以下のページも同じです)

江戸十橋之内 永代橋 歌川広重画(国立国会図書館所蔵)江戸十橋之内 永代橋 歌川広重画(国立国会図書館所蔵)